「似合う」を知ること

「年を重ねるにつれてになって何を着たらいいのかわからなくなってきた」

「冒険できなくて同じような服ばかり買ってしまう」

 

サロンにいらしてくださるお客様からよく聞くこの二つのお悩み。

どちらも自分に本当に似合うものがわかれば解消されるものなのですが、

その似合うを自分で見つけるのが難しい。

好みや流行もあるし、でもいくら好きでも若作りでイタイのも嫌。

自分も着ていて気持ちが良くて、人から見ても素敵な着こなしってなんだろう?

 

私は似合う色、似合うスタイルをアドバイスしていますが、

この「似合う」って本当に奥が深いんです。

人間は誰一人同じ顔かたち、性格の人はいませんから。

 

コンサルティングで似合うを見つけるためには

まずはその方の持つ客観的にわかる個性の部分、

たとえば髪質や肌質、スキントーン、骨格、顔立ちなどと

色やデザインのマッチングを分析していきます。

ファッションスタイル分析やトータルイメージコンサルティングでは

性格の部分も雰囲気に影響しますので大切な要素。

性格診断チャートを使いながら加味します。

 

そしてどんなイメージに憧れるのか、自分はどんな性格だと思うか

好きな色嫌いな色は何か、体型の悩みは何かあるか…

など主観的なお話もたくさんお聞きします。

 

そうやって診断結果を導いていくわけですが、

パーソナルカラー診断もファッションスタイル診断も

はっきり100%このタイプ!という方はほとんどいないのです。

でも逆にどのタイプも同じくらい似合うという方もいません。

 

みんな組み合わせはいろいろだけれど、

必ずその人らしい似合う色、似合うスタイルがあり、

そこには何かしらの法則性があるのです。

それをわかりやすくお伝えするのが私のお仕事です。

 

自分はどんな要素をどのくらい持っているのかの法則がわかると

それをうまく組み合わせて使うことでその人らしさが生まれます。

そして好みも反映させつつ、買っていいもの、買わない決断ができるものが

わかるようになります。

 

たとえばお店で好みのシャツを見つけた時、

「このデザイン好きだな。あ、でも真っ白はちょっと顔が固く見えるかも。

でもいましてるこの揺れるゴールドのピアスをして、襟元を開けて着てみればよさそう。

素材も透け感のある柔らかいものなら大丈夫っていわれたし、トライしてみよう!」

とか

「このデザイン好きだな。あ、でも真っ白はちょっと顔が固く見えるかも。

しかも素材も張りがあるし、襟のデザインも私の肩のラインには合わないな。

やっぱりやめておこう!」

というように。

 

そうやって見る目を養っていくうちに、

何を着ればいいのかわからなくなってきた、冒険できない、

と思っていた気持ちがうすれて、自分のチョイスに自信が持てるようになります。

すると、気づいたら周りからも「その服いいね!」なんて褒められることが増えたりして

さらに自信がついていきますよ。

 

はじめは似合う色を、少しコツがつかめたら

ファッションスタイルもとゆっくり自分のペースで

いろいろ楽しみながら知っていくのもいいと思います。

 

おしゃれは気持ちがハッピーになるもの。

好きなものが似合わないとあきらめるより、

好きなものは似合うように着こなす。

そのためのカラー、イメージコンサルティングです。

 

気持ちのブロックがあるなという方や、

自分が本当にどうしたいのかわからない、

内面を見つめるところから始めたいというかたには

カラーセラピーもおすすめです。

 

ぜひあなたの似合うを見つけにいらしてくださいね!